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2018-11

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学級通信〜からの〜家庭通信

長男・太郎君の修学旅行の後の学級便りを見て、「うーんこれは久々にブログに書いておこうかな」と思ったことがあったので、まずはざっくりと、文章の意味とりづらいところを若干補足修正しつつ引用。担任教師の書いた文章である。

欠席の人に経費が返還されることを知り、「行かなければ良かった」と言った人がいました。感じ方は人それぞれで仕方がないかもしれませんが、楽しかったと思い出を大事にしている人からすれば寂しい発言ですし、楽しかったことを否定されて気持ちが良くなる人はいないと思います。自分にとっては楽しくなかったとしても、楽しかった人の気持ちを考え、気を使った発言ができればよかったと思います。

パッと読んでしまうと、「自分が不快だからといってあたりかまわずまき散らすのではなく周囲にも気を配ろうね」という一般的ないましめのようにも読めるので、まちがっているとは言えないかもしれない。
しかし私は大変に違和感を感じたので、それをこれから書こうと思う。

まず「修学旅行」の性質であるが、いちおう任意というか拒否は可能であるが、入学時からの学納金に費用が含まれて徴収されており、事実上の「全員参加前提」であると言って問題ないだろう。
学校として全員参加を前提にしたいのはわかるのだけれど「行かない選択が可能であり、その場合は既に納めた学納金から旅行費用分は返還される」という、言ってみれば契約上の重要事項が十分に説明され周知されていない疑いがあることは、担任教師は「寂しい」を言う前に問題とは思わなかったのだろうか?

また、生徒の感想からみて「わいわいガヤガヤと大集団で旅行に行く事を好まない個性」の持ち主である可能性があると思うが、そういった生徒に対して「行かなければならない」と錯誤させていた可能性はないだろうか。錯誤させていたとしてそれに問題はないのだろうか。

生徒が「(費用が返還されるのであれば)行かなければ良かった」という発言をするとき、必ずしも「そこまでのお金を払うほど楽しくなかった」という意味で、旅行の思い出をくさす目的とは限らないだろう。というより、お金が返還されるとしても生徒本人に返されるわけではないのだから、たとえば家庭の経済事情を思ってとか、同じ費用をかけるならば自分はひとりでももっと行ってみたい場所があったとか、いろいろな可能性は考えられないだろうか。

担任教師はもちろん修学旅行の準備も大変だったろうし、引率中の気苦労もなみたいていではなかったろう。「行かなければ良かった」と聞いてがっくり来る気持ちもわからないではないが、そこは一方的に気分を害するのではなくプロとしては生徒の発言の背景を考えてみてほしかったなと思う。

「感じ方は人それぞれ」とリベラルぽいワードはもってきているものの、「行かなければ良かった」が「行って楽しかった人たちを否定」というふうに一方的にとらえているのは、結局「楽しく感じろ」という願いの押しつけではないのか、と私は感じた。

「みんなが楽しく盛り上がっているのに同調して加わらなかったり、ネガティブなことを発言するのは、“みんな”に対する否定=攻撃」
この考え方が、学校にかぎらず日本のさまざまなコミュニティの中で、普遍的に顔を出すように私は感じている。
冷静に読んでみれば、当該生徒は「行かなければ良かったな」という感想を述べているだけであり、まわりが旅行の思い出を楽しんでいることに対して批判したり、行かなければ費用が返される説明がなかったことの苦情を担任に言っているわけでもない。

「行かなければ良かった——」これだけの心のつぶやきを表出することも許されないのであろうか、学校というところは。
しかも、個別に「そんなこと言われたら寂しくなっちゃうよ」と担任から生徒に言うのではなく、学級通信で公開処刑とはこれもまた、卑怯な手段ではないだろうか。

都教委のいじめ対策資料の「子どもが安心して生活できる学校風土の創出」の項目で、具体的取り組みの中に「学校教育相談体制を構築する前提として、一人一人の教職員が自分自身の言動に十分留意しつつ、日常から子供とのコミュニケーションを十分に図るとともに、子供の訴えを受容的・共感的に聴く姿勢を大切にする。」というのがある。

子どものつぶやきを受容的・共感的に聴くとはどのようなことなのか、具体的なトークスクリプトが示されているわけではないが、「行かなければ良かった」と言っただけで「平和で楽しい集団に対する反旗」とみなし、学級通信で吊るされてしまうという状況は、子どもに息苦しさを与えるに十分ではないかと思う。

そしてこの教師の対応が個別にどうのというよりも、日本社会にひそんでときどき浮かび上がってくるこの「同調圧力」というお化けに、単なる一保護者である私ですら折りに触れて嫌悪感を感じるのだ。

行かなければ費用が返還されることを知らされないまま「強制的な学校教育カリキュラム」と思い込んで行って、帰ってきてから費用が返還された人がいることを知った。「なんだそれなら行かなきゃ良かったな」というのは、きわめてありがちな素直な感想ではないかと思う。

たったそれだけのことすら「聞き捨てならぬ」みたいに反応する精神状態で、教師は担任クラスの生徒の気持ちを「受容的・共感的に聴く」芸当など出来るのであろうか。
都教委がきらびやかに掲げているありえなく崇高な芸当は、本当に教育現場で実行可能なものなのであろうか。

そんなことを思いながら、「行かなければ良かった」とつぶやいた生徒が、日本やその先の世界で、しっかり自分の生き方を身につけてくれることを祈ったのであった。

———————————————————————————————

なおこの学級通信は生徒全員に修学旅行の感想を五七五形式でうたわせるという趣向もついていて、生徒名は伏せられていたが、私は親として子どものうたったものくらいわからなければ!と意味もなく推測ゲームをがんばった。

○ウチの太郎君の作では絶対に無いものベスト2
 ・ひめゆりの 乙女の祈り 今つづく
 ・常夏や 期待の空色 雨模様

○太郎君の作であるおそれが高いものベスト2
 ・たのしいな しゅうがくりょこう たのしいな
 ・ちんすこう ちんちんすこう ちんすこう

※ちなみに高校生です(念のため)。

コメント

え!修学旅行って任意なんですか!知らなかった!昔もそうだったのでしょうか。私も行かなければよかったわ。団体行動苦手なんですよ。というか学校って人を管理することを第一に考えるから制限ばかりで面白くないのよね。

それにしても、行かなければよかった発言で「楽しかったことを否定され」ますかね?他人がどうあれ自分が楽しかったのであればそれで良いではないですか。教員の発言もおっしゃるようにプロとは言えないですね。

ところで私は海とか山とかに子供を連れて行くのは好きですが、ディズニーランドとかキッザニアとかそういうのは好きじゃないんです。大きな声で「興味ない」とか言うとママ友(?)にひかれちゃうのかしら(たまにさそわれるんですが。。)?

ココロさんこんにちは^_^
任意ですというか、強制できる根拠がなにもないですもんね。
旅行代金も安くはないですし、子どもさんさえよければ断っても問題ないと思います。
そもそも未成年の旅行ですから保護者の同意が必要なわけなので、サインしなければ連れていけないと思いますよ。

「行かなければ良かった」と言う人がいる事で「楽しかった自分の気持ちを否定された」ととらえるのって、なんなんでしょうねー? 自分が楽しいと感じることを他人がそう感じないのは許せない、水を差されて被害をこうむった!って随分我儘な話だと思うのですけれど。

まぁディズニーじゃなくても何でもですが、周りの人たちが楽しくその話題で盛り上がってるときに、大声で「私は興味ない」と言う必要もないかなとは感じますけど^_^; それでもめ事になるかどうかは状況や言い方にもよりますかねー。

なるほど。私空気読めない人だから気を付けよう。。
今のところ興味がない、と強弁したことはないのだけれど、「その日は都合が悪いからだめ」という断り方をすると「いつならOK?」がついてきますのでどうしたものかなと。今は国外なのでそういう付き合いはしなくていいので楽なのですが帰国は決まってますからね凹

そうなんですよねー。
「興味ないから行かない」は感じ悪いかな、と思って「その日はちょっと」と言うと、「いつならいいの」的にぐいぐい来る人いますからね。
こちらが「残念!別の日なら行けるんだけど」というふうな言い方をしないことで察してくれよぉと思いますが、むずかしいものです。
あまりこちらもハッキリ言ってシーンとさせたくないんだから、感じてほしいですよねえ。

担任の先生が大人気ないと思いました。

ぶきゃこさん、こんばんは。
ご無沙汰しております。
私も、修学旅行が任意という事は知りませんでした。でも、今回の生徒の感想に対しての
担任の教師の対応は、けんか腰と言うか?
はっきり言って、感情的過ぎて気持ち悪いと
思いました。

「感じ方は人それぞれ」と保険をかけて
おきながら(自分が責められたくないから、一応
そこは理解がある風を装いながら言うのが卑怯で嫌だ。)
実際には、クラスメート全員に対して
「こんなこと言う子がいるんだよぉ〜!
皆で参加した折角の修学旅行の思い出を、
なんか台無しにされたみたいで、先生悲しいわ!」と、言いつけて、1人を吊るし上げる目的が
あからさまに出ている気がしてならない。

うわぁ! これで担任ですかぁ?
と単純に驚く。幼すぎる気がします。
だいたい、修学旅行が楽しかったかどうかと
良いクラスかどうかとは関係ないですからね。
(良いクラスという言い方も微妙なんですけど。汗)

例えば、家族旅行だって、普段から仲の良い
家族であってもたった四人家族の核家族でも
思春期の子供と一緒の旅行では、全員が全員
大満足とはいかない場合もありますよー。
(我が家の場合。笑。4歳違いの兄弟です。)

それが、趣味も違う多感な時期の生徒が
全員が全員、「ヒデキ、感激ー!」
なんて喜ぶ訳ないじゃないですかぁ?笑。
それに、分かってないなぁ! と感じるのは
他人の心の中、何をどう感じるか?
なんて事を、たかが教師が担任だからって
「そのように感じるのは、いけない事です。
是非とも、全員揃って、このお手本通りに
感じてくださいね。」
なんて頼んで、なんか意味あんのかなぁ!
と言うか? この場合はっきり吊るし上げる意図
を感じるので、もはや命令ですよね?汗。

大勢の人に日常的に指示を出したり
命令したり、指導をしたりする事を続けていると、ある程度は他人の気持ちに鈍感にならないとやっていけないでしょうが、なんだか
この場合は「見せしめ」っぽくて嫌だと思いました。

教師という職業を選ぶ場合は、ある程度は
学校という環境が性に合っているから、だと思うので、同調圧力を負担に思わず
「絆」とか思ってしまうのかなとも感じました。

生徒の方が、一々、ナーバスな担任の気持ちを推し量って、気分を害さないよう気遣う必要があるとは、学校生活っていうのは骨が折れますね?気の毒だ。

年齢詐称気味なので、補足します。

すみません。
我が家の場合、4歳違いの息子が2人と
いう核家族だったのは、かなーり前の事です。
既に長男が32歳!爆。

PTA卒業して、だいぶ経ちます。笑。
まだ、孫は居ないので、第二次PTA世代には
突入しておりません。

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minminさん、お久しぶりです〜^o^コメントくださってありがとうございます。
そうそう、そうなんですよー。物わかり良さげな言葉は並べていても言ってる事は感情的だよなー、と私も思いました。
まあ、私が児童生徒だった時代(年齢詐称しないで言うと昭和です。笑)には、子どもの一言に反応して「なんだとぉー!」とイキリ立って机上の学習道具を払い落としたり、頭をどついたり、げんこつ、ムチで打つ、廊下に立たせる、頭上から大声で怒鳴りつける、つきとばす、胸ぐら掴む、でこパッチン、こめかみグリグリ、ハイハイなんでもありましたよ。そのころに比べたらマシでしょうけれど…?
逆にその時代は、学級通信でさらすなんて陰湿なのはなかったかも(笑)
教師の皆さん、私も子育てしてますから一生懸命やろうとすればするほどハラが立つのは重々わかりますが、給料貰ってやることですからアンガーマネジメントは習得の努力してほしいですね。

家族旅行だって、うちももう付いてきてくれるのは末っ子ぐらいになってしまったので、私の行きたいところに勝手に行く事にしてます^_^;

匿名さん、非公開コメントありがとうございます!
体操着肌着禁止ルールって実際どのくらいの学校であるんでしょうね? とあるニュースサイトでは1.5〜2割くらいの小学校という統計もでていましたが…。うちの子たちが卒業した小学校ではそんなルールはなかったです。
PTAに入ったら、学校と闘ってくれる…ってことがあるかもしれませんけれど、そもそもそんなルールに対して(特に女児の)保護者たちが猛抗議しないのは、「禁止がいい」あるいは「どうでもいい」と考えている人が大多数だからなんでしょうね。
自分の子どもの小学校でそんなルールが設定されたら、私ならPTA関係なく個人でねじ込むのでPTA入会が有効かどうかあまり考えたことなかったです。笑

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匿名さん、非公開コメントありがとうございます!
とんでもないことが、身近なところで起きているのですね。

まずはスタンダードに、
「受け入れ学校の承諾が得られない場合、どうなるのか」
ということを、教委に確認することが必要かと思います。

地方自治体は子どもを就学させる義務(厳密に言うとそのための環境を用意する責任)がありますが、子どもの保護者が希望する学校に行くことが保証されているかといえば、そうでもなくて、「話し合い」になることもありますね。
しかしながら心身に特別な配慮を要する子どもさんというわけでもなく、なおかつ市区町村が定める「学区域」に居住予定でありながら、指定の義務教育学校から「一方的に」入学を断られるというケースは聞いたことがありません。
学区域からはずれている場合で、特別に認められて学区域外に通学する場合で、保護者のPTA加入が条件づけられているケースを見たことはあります(それがあって良いことなのか、あってはならないことなのかは、いったん置きますね)。

お住まい予定の自治体は「学区の区切りがあいまい」とのことですが、「チョイス可能」ということはあっても「あいまい」ということはないので、ホームページなどで確認をされてください。
区域内なのか、外なのかでは、戦う土俵が違ってくると思います。

そのあと、「理由なき不承諾は“アリ”なのか」「保護者の属性を理由とする不承諾は“アリ”なのか」という手順で詰めていくという方法がありますね。
オンブズマン、都道府県教委、文科省など関連機関を巻き込むうちに、しれっと手のひら返してくるパターンもあります。
しかしこうした「無料穏健コース」は日数がかかりますししぶとさも必要です。
お子さんの転入が迫っているのでしたら、王道としては弁護士に依頼して解決ですが、最近ではSNSの力を借りるというのもありますね。
PTA非会員の子を入所拒否した学童クラブ問題が、twitterでつぶやいたことであっという間に動いた件もありました。

残念なことにまだまだ、母親ひとりでの交渉は、舐めて高圧的にかかってくる学校管理職や教育公務員、多いですね…。
もし自治体名オープンにしてもいい!という気になったら、私も発信お手伝いしますのでおっしゃってくださいね^_^

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Re: 大変でした><

匿名さん、非公開コメントありがとうございます!
予想外の展開でしたが、なんとか希望の学校に復帰できて何よりです^_^
匿名さんのご経験が役立つ方もいらっしゃると思うので、紹介させていただきたいと思います。
ありがとうございました。本当によかったです(^o^)

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ぶきゃこ

Author:ぶきゃこ
東京多摩地区。
会社員しながら4匹にエサやり中。
母親としてはもう相当数無理あり。
中2以来、ずっと重度の中二病。
ツイッターもあるヨ→@ bkk858

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