2017-09

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人権侵害といわれてぎょっとしているコンサバのみなさまへ

「反省させると犯罪者になります」という本がかなりおもしろかった。そこに書いてあった主張に全面的に同意したわけではないが、「改悛の態度あり」による減刑を再犯者に対しても適用するのは明らかに論理的におかしな点があるのではないかと前から思っていた私は、我が意を得た記述も多々あり引き込まれて読み切った。

特に、犯罪加害者は被害者に対して怒りを感じているものだというレポートは事実だろうと思うし、彼らの頭の中は「被害者が○○したから自分は犯罪をさせられた」であり、犯罪はしてもいいことなのかどうかという根源的な是非は遠ざけられているというのは、身近な例に照らしても大変うなずける話なのである。

大事じゃないことを高らかに語ることで大事かつ不利益なこと覆い隠す手法、というのは世の中に蔓延していて、ヒトという生物をそういう視線から観察するのはとても興味深いことだと思っている。
グーグル翻訳に貼り付けてみるとこういうのは国際的にはTechnique to obscure thing to thing important and disadvantages to talk to loud that it's not importantというものらしい。ほんまかいな。通じるのか。ま、ホントの英語になってるのかどうかはしらんけどとりあえずこれをOLN話法としよう。

入学式で学校が保護者をPTAに“錯誤入会”させている、ということの是非を、管轄教委にたずねてみるといい。彼らは100%、「PTAがどんなに大切な団体でどう役立っているか」をうたってくる。これまで私の知るケースでは100%、である。PTAとはどんな団体ですか、など一言も聞いていないにもかかわらずだ。
うちの中坊ですら、正座をさせて
「教室でキャッチボールをしてもいいですか?」
と問い詰めれば、
「はい、ダメです!」
と明確に答える。
「保護者宛てのプリントはどうするんだった? 何枚もためてから丸めてバットにする?すぐ親に渡す?あれ、どっちだったかな?」
と凄めば、
「はい、すぐ親に渡します!」
と背筋を伸ばして答える。質問と答えが噛み合っていて実に気持ちよい。
(冒頭の本に書いてあった、百害あって一利なしの反省ロープレそのままですな…orz)

ところが、教委に「錯誤入会させても良いですか?」と聞くと、かならず「学校に通う児童・生徒が安全で楽しく幸せな学校生活が送れるよう保護者と教職員が共に考え連携・協力を図りながら組織している団体でありウンヌンカンヌン…」のごとく、ぬるぬるしたOLN話法をつかってきて胸クソ悪い事このうえない。

ま、教委は教委でそれがセオリー打法なのでやってるだけなのだろうが、保護者側も、コンサバか否かを問わず同じ論法に巻き込まれているのは非常によく見かけることなのだ。

例として、業界で有名なPTA漫画への感想としてこのようなブログ記事がある。
漫画に描かれているPTA活動と、自分のところの活動を比較したうえで、
彼女(ニコラさん)はPTA活動を苦痛にしているが(環境要因で言えばもっと大変なはずの)自分は大変でもなければ苦痛でもない。
それは、やり方に違いがあるはずだからだ。
最後は
「拝啓、たる野ニコラ様。PTAの問題点を考えてるけど飲み込んでる多くの皆様。
どう違うのか、もっと一緒に掘り下げませんか?」
と締められている。
つまり、「工夫次第でPTA活動は楽になるはず」と言っているのだ。
まぁ、そりゃそうだろうなあと思うものの…。

いやややや、ちょっ、ちょっと待って。
ニコラさんは、朝日新聞の記事を読んで驚いたくだりを見てもわかる通り、任意性を知らずに活動に巻き込まれているのである。
彼女の説明によれば、非正規の時給で月30万稼いでいるのであるから、どれほど余裕のない日常かは容易に想像がつきそうなのに、そんなところに「PTA活動」などというしょうもないものに「義務と誤認」させて巻き込んでいるわけである。
比べるまでもなく、問題点はひとつであり、「しなきゃいけないわけではない」ことを「しなきゃいけない」サギをしていることが大問題なのは明らかではないか。
そんな人に、PTAの改善を目指して、あっちのPTAとこっちのPTAを比較して掘り下げようとか言うのは、なんだかちょっとずれてないだろうか?
活動が多いとか少ないとか、内容の是非とか、子供のためになってるかどうかとかの話に持っていこうとするのは、OLN話法であり、後ろ暗い人の饒舌にすぎないのである(このブログ主が後ろ暗いと言っている訳ではなく、話法のはなし)。
「加わるかどうかの選択」を最初にさせてない、ということは「取るに足らない小さな問題」ではない。

PTA活動を「しょうもない」などと言ってまた無駄にコンサバをあおる私(笑)であったが、PTA自体がまったくの無駄だというわけではない。無駄だと切り捨てているわけではないのだが、ヒトというのは無限に活動出来るロボットではない。あたりまえだが生物としての個体であるから可動域の限界があるわけだ。数ある行動の中から選択して生きているのが人間なのに、その選択の機会をまず奪っておきながら、「できるかどうかの、あなたと私の比較」論をもってくるのはやはり異様だといわざるを得ない。

キャパ総量が100だとして、このお母さん(ニコラさん)はどうみても110、120やってる日常だ。
「たとえ効果がハッキリわからなくても、見守りしたほうがしないよりいいに決まってるでしょ!」「親ならみんなやる」みたいな論理で、PTA活動が「やるべきタスク」に自動的に上げられないのは当たり前だ。
数ある行動の中から、「PTAに参加しボランティア活動をする」という行動が「やるべきこと」に昇格する…つまりすでにキャパ比110のところで120、130こなせるようになるのは、その人自身にとってそれがそういう価値をもった時だけである。
その人にとっての価値がなければ、例えキャパ比90くらいの状態であってもそのうち0.1占有されるだけでも不快になるはずである。帰らない訪問販売セールスに1時間奪われたとして、「長い人生のなかでたったの1時間、怒るほどでもないわ。むしろ普段聞けないいい話が聞けて勉強になったわ」とニコニコしていられるのはかなりの胆力の人であろう。しかしコンサバの「たった年に1回の講演会のサクラがそこまで負担!?それなりにためになる話が聞けるしいいじゃない」というののしり文句を聞くと、彼女たちはそういう胆力の持ち主なんだろうなと思ったりもする。

そのように、時間に余裕があるなら少しくらいけずられたって問題ないはずだ、という理由づけによって、選択の機会を与えていない問題を過小評価する捉え方には根本的な誤りがあると思う。
よくある「PTAなんて専業主婦がやればいい」というモノ言いに対しても「違う違う」と私が思うのはそこである。

世の中に団体なんてものはたくさんある。
活動が大変な、入会したら寝る時間もけずらなければならなくなるような団体も、たくさんあるだろう。
しかし、そういう団体が「社会問題」となることはない。
まずは加わるかどうかの選択を各自がしているからだ。
そんな団体に向かって、活動が楽な別団体が、「もっと活動を楽にすればいいんじゃない?」とアドバイスしようというのもおかしな話だ。

PTA問題は、社会問題になっていると私は思っている。
なぜそんな問題になっているのか?といえば、「活動が大変だから」ではないのだ。
くりかえしになるが活動が大変な団体など、たくさんある。
「しっかり加入の意思を問わず、いつのまにか誤認加入させるような手法を取っているから」保護者社会の平和を乱しているのだ。
これが、OLNでない私の結論である。

読売新聞の発言小町「PTAを退会する保護者達」というトピックスは、
「PTAそのものの活動に、賛同できるか
きちんと確認をとるべきだと思います。
PTAの入会届と退会届があってもいいと思います。」
というトピックスであるにもかかわらず、
「今年度、PTAのある委員をやりました。
悪口等もなかったし、ママ友も増えたし、まるで部活のようで、とても楽しかったです。」
という回答がついている。
よく見かける光景といえばそうだが、うっかりすると巻き込まれそうなこの手の話法に注意したいものである。

コメント

ぶきゃこ様 こんにちは(^-^)/
全文、行間含め激しく同意のガーラです♪

「PTA活動はもっと楽になるはず」
という発想が大嫌いです。
やりたい人が集まっての「合理化」には意味がありますが
やりたくない人の気持ちをどうにか抑えて
黙らせておくために「楽になる方法」を考えても
学校のためにも、子どものためにもなりません。

今、アメリカのPTAってどんなん?を探っていますが
やりたくてやってる人たちの活動はとても楽しそう。
おそらく、こんな活動加われないと思っている人からみたら
「そこまでするの?」「準備たいへんじゃない?」
と思えることであっても、
きっと楽しく取り組んでいるはずだ。

でも、やりたくない人を丸め込んで参加させている今のPTAでは、
たとえ月に1度、プリントを三折りする30分の作業であっても
出てこない人の悪口をいいたくなるほど
苦痛な人には苦痛のようだ。

楽かどうか? 忙しいかどうか? の尺度は
あまりにも人によって違うから、
そういうゴマカシ戦法で話題をはぐらかすのは
本当にやめてほしいです!

そうやって話をはぐらかす結果
法律や条例に照らし合わせて
「絶対におかしいよね?」と、
理詰めでおかかしな部分を責めることになる。

ちゃんと会の趣旨を説明した上で
入会の意思確認をすること。

このシンプルで、
とてもわかりやすい作業をすれば
多々の問題が解決するのに…と、
とてもはがゆい気持ちです。

ガーラさん、しっかり理解してくださって嬉しいです!ありがとうございます!
私の仕事はどちらかというと、自分ががんばるというよりも、人にがんばらせる仕事ということになるのですが(ちょっとボワンとした書き方でスイマセン…)、まず最初に
・やらない選択肢もあることを伝えた上で、取り組むのか、取り組まないのかを自覚させる
という第1ステップは、どんなに時間や手間がかかっても絶対に省くことは出来ません。
「お金もらってるんだから、やるのが当たり前」というこちらの勝手な前提で、どんどんメニューばかり進めても、うまくいかないんですね。
そして、うまくいかなくなって本人が苦しんでるように見えるときに、「きっとメニューが大変すぎるんだな」というこれまた勝手な判断で、「減らせば楽になるだろう」とタスクを減らしたり目標を下げるということをやりますと、こんどは楽になるどころか、やりがいを奪われてモチベーションが低下してしまうんです。
最初に踏むべきステップを面倒がらずにしっかり踏ませてないと、そうなるんですね。

PTA活動なんて、それこそコンサバが言うように、ヒラぐらいだったら、もともとたいして大変じゃないと思いますよ。
でも、そういう問題ではないんですよね〜。

こんにちは(^^)

以前、市のホームページを通じて、教育委員会に問い合わせしたことがあります。

横浜市や千葉市、名古屋市などのように、うちの市でもホームページで、PTAは任意だと周知してほしい、って。

その際、

>生徒が安全で楽しく幸せな学校生活が送れるよう保護者と教職員が共に考え連携・協力を図りながら組織している団体でありウンヌンカンヌン…」のごとく、ぬるぬるしたOLN話法をつかってきて胸クソ悪い事このうえない。

これだけは絶対に言われたくない!
こんなこと言われたら夜も眠れないくらい不快になる!!と思ったので、

「PTAは保護者と教職員が連携し、子供の健全な育成を図る為、学校及び家庭における教育の振興に努め…云々、ご理解とご協力をお願いします」 というだけの回答は、やめて下さいね。
「任意であることを周知せず、義務だとカン違いしている人も多いのを良いことに、全員を入会させる」…このことは問題ではないのか、見解をお聞かせ下さい。

・・・と、書いてやりました(笑)

1か月ほど経って、メールで回答が来ました。

「PTAへの加入は強制力をもったものではないと考えていますが、再度、各学校長に伝えたいと考えます。」 とのことですが、
ホームページには載せてもらえないようです…(´・ω・`)

うちの市のホームページの、「市民の声Q&A」 欄、
「我が市にも、ゆるキャラはいますか?」 なんて、しょーもない質問もちゃんと掲載してもらえてるんですけどね。

「PTAは任意」 なんて、大っぴらには言いたくないのか。。。

でも、不快なことを言われずに済んだのは、しっかり釘を刺しておいたからでしょうね(笑)

うちの学校のPTAについては、校長や会長さんの言動で癇に障ることが多く、イライラが募っています。
役員にならずに済んだので、卒業まで残り1年、会費の支払い以外には何も負担は無いし、もう大人しくしているのが賢明かもしれませんが、黙っているのは悔しく、抗議の意味で退会してしてやりたいという気持ちが湧いてきて、それが日々大きくなっており、悶々としています。。。

追記です。

>「PTAは保護者と教職員が連携し、子供の健全な育成を図る為、学校及び家庭における教育の振興に努め…云々、ご理解とご協力をお願いします」 というだけの回答は、やめて下さいね。

…これに続けて、

その、子供の健全育成を図る為のPTAに、参加したくない人には参加しない権利がある、ということを明確に周知していただきたいのです。

・・・とも書いてやりました。

ちょっと言い過ぎ?

でも、これくらいハッキリ書かないことには、こちらの不快感が伝わらないと思ったんです。

こんにちは! 卯月さんのOLN封じ、さすがです^o^
それにしても返信に1ヶ月もかかるんですか?(´д`)ハァ…。もっと常識的な感覚でお仕事して欲しいものですね。

「無理して活動しなくてもいい」「義務ではない」としっかり伝えることは、いろんな状況にいる保護者同士の、思いやり合いの第一歩として絶対に必要なことだと思っています。
「やらなくてもいい、なんて言ったらこれ幸いと逃げられる」的な、さもしい発想から、楽しくみんなが集まってくるボランティア活動なんて生まれるワケないんですよ。

ホームページを開設しました

こんにちは。
いつぞやは、ありがとうございました。
「ナニコレPTA」のキヅキです。

PTAが任意団体と知ったのは2年前の『あさイチ』からです。
ちょうど小中掛け持ちでPTA役員を受けてしまった年でした。
以来、PTAについて関心をもって、いろいろ調べてきました。
こちらのブログにもちょいちょい伺って、参考にさせてもらってきました。
PTAに関する資料は、個人のブログでの発信が多く、あちこちに点在しています。
また、活動が終われば更新も止まってしまうので、
だんだんとネットの下の方に沈んでいくのは仕方がないことですが、
それでは勿体無いと思いました。
PTAは今も、世代交代しながら、
相変わらず問題を抱えたまま維持されています。
私は、悩める若い世代のためにも、
簡単に情報が取り出せる資料室があればいいなぁと思いました。
それで、この度、それらをHPにまとめました。

http://change2014pta.web.fc2.com/

そして、誠に勝手ながら、御ブログもリンク集に加えさせていただきました。
http://change2014pta.web.fc2.com/menu6.html

なお、削除の要請は、
私のブログのコメント欄か、メールフォームなどからご連絡くだされば、
直ぐに対応します。

ご挨拶が遅くなり、申しわけございませんでしたm(_ _)m


キヅキさん、こんにちは!
HP、すごい出来栄えですねv-405
リンクありがとうございます。私もリンクさせていただきました。^o^
今後ともよろしくお願いいたします!

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Author:ぶきゃこ
東京多摩地区。
会社員しながら4匹にエサやり中。
母親としてはもう相当数無理あり。
中2以来、ずっと重度の中二病。
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