2017-11

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だいじょうぶか三多摩中PTA④

さて三多摩中PTAは賢明なことに、新入生の保護者に対して配布する説明文書の中で、「会費はどのように使われるのか?」というFAQを掲載している。あたかも三多摩中PTAをケチョンケチョンにこきおろしているかのような私であるが、実はこういった説明をきちんと事前におこなうことについては、非常に高く評価している。素晴らしい。

それは①活動費②保険料③入学卒業祝④部活動支援 の4大項目にわけられ説明されている。
おいおい慶弔費や周年行事積立金や上部団体上納金がないじゃねぇか〜などと細かいことはとりあえずいわない。概要説明であるから、いいのである。
今回ちょっとピックアップしてみたいのは、④部活動支援の説明文だ。

全国大会や都大会への保護者、選手以外の部員の応援交通費の一部支援
非会員とその子弟は自己負担分に加え、支援分を均等割でご負担頂く

とある。
頭が悪くて情けなくなってしまうが、実は私はこの日本語がよくわからない。
「全国大会や都大会」これはさすがにわかった。三多摩中の部が全国大会に出ることがあるとは初耳だが、PTAがそう言うのであるから出ることもあるのだろう。
そしてその次は多分、「保護者、選手以外の部員の応援交通費」というところまででヒトカタマリの文節になっているのであろうが、保護者はまあおいとくとして、選手以外の部員のみ交通費を援助するとはどういうことだろうか? たしかに選手であれば出場目的であるから「応援交通費」とは言わないのだろうが、では選手の交通費はどこから出るのか?

えーっとそれはあとで部活動にくわしい人に聞くとして…
PTAとして「部の大会出場にあたり発生する交通費を支援してあげたい」と考えていることは理解した。
本当に分からないのはここから先である。

非会員とその子弟は自己負担分に加え、支援分を均等割でご負担頂く
というのは?
ようするに、部活の応援に行く非会員とその子弟には、費用支援はしないよということか?
だったら「交通費は全額自分で出してね」で終わる話ではないのか?
どうも「均等割」というのがひっかかる。
なにをなにで割った均等?

学校内で「親が会員である子どもにだけ金をバラまく」という行為がいいのかという問題はさておき、この部活動支援というのは、ようは(子どもが部活動をしているかどうか、その部活動が大会に出るかどうかなどを問わず)一律保護者から金をむしり取り、「大会に出る部の子」の費用にあてるシステムであるといえよう。
しかし…
子どもがやりたいという習い事やスポーツなどの費用を払うのは、その保護者ではないのだろうか?
「ウチの子はフィギュアスケートを習ってるから月に5万かかる。あっちの子は公園で友だち集めてサッカーやってるだけだから費用ゼロ。子どもの権利は平等でしょ? あっちの子の親がウチの子のスケート代も援助してよ!」という話になるか? ウウム…そういう発想はなかった。
部活動は教育課程ではない。課外活動である。なにをやるかによって費用が違うのはあたりまえだしそれは親が払うもんではないの?
うちの太郎はクラブチームでスポーツをやることになったので、安からぬ月謝や諸費用は私と夫で出す。あたりまえだと思っていた。
部活動をやらせたいならその費用は親が払えばいいのではないだろうか?
私は非会員であるから部活援助費用をむしりとられることはないのでいいのだが、まわりを見ると、今は部活を敬遠し外部チームで活動する子もけっこう多い。そういう子の親がPTA会員なら、自分の子の費用も負担し、よその子の部活代も手伝って、大変なことだなあと同情する。
なんだかあんまりその、「部活代はみんなで負担しよう」的なPTAの理念にいまいち共感できぬ私であった…

おまけ:この部活支援についてのところが本当によくわからないので、説明会の時にどういう意味なのか質問したのだが、会長がしどろもどろになってしまい、説明しようとするうちに自分でわからなくなってしまったらしく、「あれぇ〜?」「あれぇ〜?」と首を左右にかしげ、とうとう「私、計算があまり得意でなくて…ゴメンナサイ」と言い場内ぽかーんとする、という結末であった。
なので部活費用支援分を均等割で非会員が負担、というよくわかんない話については、詳細不明のままとなっている。

コメント

ありゃ~あ、部活援助費の怪

ぶきゃこさん、部活動援助費のこと、わたしはこれから出会うことがらなので、とても勉強になります。

『子どもの貧困白書』子どもの貧困白書編集委員会、明石書店、2009年9月
http://blog.goo.ne.jp/yamyam00/e/0808772b897a73e02f60ee9fd078569c

に、部活の事が書いてありました。
この部活費用支援分の均等割りというやつ、たぶん、所得格差を解消するための「超ローカルな所得再分配」という理解でよいかも、と感じております。
…これも、PTA会費を学校運営に流用する問題と同様、国民的な調査と議論が必要と考えております。いろいろなものをエエカゲンに運用してきた学校運営の付けが、いま、でているのではないでしょうか。

>この部活費用支援分の均等割りというやつ、たぶん、所得格差を解消するための「超ローカルな所得再分配」という理解でよいかも

ううむ、仰りたいことはわかる気がします。
しかし、そんな国民健康保険みたいなことをやりたいのであれば、当然ある程度の「強制力」が必要になってきますよね。
だって、恩恵を受ける人はそのシステムを維持・利用したいし、受けない人はいりませんもん。
大会に毎年出るような部の子の家庭にとってはすばらしい援助システムかもしれないけれど、そもそも子どもが部活やっていなくて、他の活動でだいぶ費用かかっている人は、いい迷惑。
それを承知の上で、「費用が払えずに大会に行けない子が出ないように」というのがPTAの理念だということでやるのであれば、非会員の子だけはじくのは変ですしね〜。

ボランティア団体の中に、そういう「相互扶助の健康保険」システムをもちこむことって、無理が有るように思います。
むしろPTAの「強制力」にどさくさにまぎれて乗っかって運用していること、そしてそれを学校側も美味しく利用しているところに、違和感を覚えますね。

また、記事本文にも書いた通り、部活はあくまでオプションでしょう。その活動をやるのにいくらぐらいの費用がかかり、家庭の事情、財布と相談して、親子で話し合って、やるやらないを決めるのは当たり前のことなんじゃないのかとしか思えないんですよね。
そもそも「なんの活動をやるか、もしくはまったくやらないか」というのがフリーに選択可能な状況で、所得格差もへったくれもないんではないかと。
「義務教育に所得格差があってはならない」という話ならわかるのですが。

学校側が部活を推奨していることはわかるので、「高い交通費を払えない家庭の子も希望すれば部活をやらせてあげたい」ということなら、行政側で経済状況を審査して補助してあげればいい話だと思いますし。
部活をやっていてそれが大会に行くからといって、貧困富裕問わずみんなから集めたお金を一律支給するのは互助という観点からも、福祉という観点からも、なにかおかしくないですか〜? だって選択可能ななかから「費用のかかる部活」を選んだのは本人ですから。

互助会をやるなとは言いませんけど、やりたいならPTAとは切り離して「部活友の会」かなんかにしてほしいなぁ。

おぉ~!

さすが、ぶきゃこさん!
モヤモヤしていた部分を、すっきり整理してくださりありがとうございます。
部活援助費のこと、目的や法的位置づけ等、なにもかもあいまいなんじゃないかな~‥と思います。突っ込んで調べないと、確たることはいえませんが(恥)
  > むしろPTAの「強制力」にどさくさにまぎれて乗っかって運用していること、そしてそれを学校側も美味しく利用しているところに、違和感を覚えますね。
わたしが覚えている違和感の正体、まさにここにあり、です。

  > そもそも「なんの活動をやるか、もしくはまったくやらないか」というのがフリーに選択可能な状況で、所得格差もへったくれもないんではないかと。
「義務教育に所得格差があってはならない」という話ならわかるのですが。

  > 学校側が部活を推奨していることはわかるので、「高い交通費を払えない家庭の子も希望すれば部活をやらせてあげたい」ということなら、行政側で経済状況を審査して補助してあげればいい話だと思いますし。

この2センテンスで、すでに答えが出ているような気がします。

あと必要なのは、部活動の定義、でしょうか。
  部活 = 教育
と定義するならば、少なくとも中学校は「義務教育機会均等の原則」が適用されるべきです。遠征費用どこまで行政もちか、互助会制でいくのか。そもそも、部活顧問を教諭に任せていいのか(教諭の休日がなくなる問題、過労問題につながりますゆえ)、とか。
そして、上記の『子どもの貧困白書』では、福祉サイドの意見が多いのですが、貧困家庭では、本当はやりたい部活があるのに費用が掛かるからあきらめるケースも、ままあるのだとか。それは、そのケースに該当する子の将来/可能性の芽をつぶす恐れが生じます。
いろんな観点からの議論が必要かと思います。

  部活 = 余暇を楽しむ、習い事の学校バージョン
と定義づけるならば、また話は変わってきますけれど。

私学ならばそのあたり、寄付とかばんばんする人がいらっしゃるのかしら?

悩ましい部活動

お久しぶりです(^_^;

部活動、悩ましいですね。
うちの子はこの春、高校生になりまして、これが私立なんですわ。
私立のくせにほぼ自動入会というのもいろいろ思うところがあったりしますが、今日は部活動補助費のことででてきました。

この私立高校、PTAは入会金5,000円、年会費18,000円とかなりゴージャスです。併設の中学とあわせて生徒が1,700名近く、つまり会費だけで3,000万を超える予算のうち、約3分の2が部活の補助費にまわっています。

私学であることと、義務教育後の高校であることから、公立中学と同列には語れませんが、お母さんたちが寄り集まって運用するには怖いくらいの金額ですね。
ただ、この高校はガチで全国大会常連の部が複数あったりするし、そのレベルで活躍する生徒・部があることは学校の知名度にも貢献するので、義務教育ではない高校からは(公立も含めて)「選んでもらう」立場として部活も応援したいだろうし、保護者にも支援を期待するのでしょう。

これでこのPTAが自動入会ではなくなったら、部活支援に支障をきたすほど退会者がでてしまうのか、そうなってから寄付を募っても必要なだけ集まるのか、興味のあるところです。

うちの娘ですか? うちは茶道部に入りました。「全国大会ってなぁに? おいしいの? お抹茶にあうかしら?」ってなもんですわ。
それでも、めざましい活躍をする生徒さんが身近にいるというだけで、私個人は会費と同額くらいの寄付はしてもいいと思いますけどね。

なるほど、まず「部活動とは何なのか」を明確に定義付けしてから、考える必要がありそうですね。
私の主観を言うと、
部活=教育
これは誤っていないと思います。というか部活に限らず、青少年のスポーツや文化活動は、どのような団体で導かれるものであれ、教育的理念をもって行われるべきだと思っています。
つまり、勝つ方策としてファール行為すれすれを伝授したり、ルールの網さえくぐっていればスポーツ理念に反しても黙認とか、音楽美術活動などであれば技法の伝授のみに専心して本人の創造性発揮を抑え込むようなプログラムは、部活であれ民間団体であれ好ましくないという意味です。
そういう意味では、部活は教育であり、そして学校内で行われて推奨されている以上、本人の望みに反して入部を断るようなことがあってはならないと思います。
ですので民間団体とは違い、学校教育法に準じた取扱はなされてしかるべきだと思います。

ただ、反面、任意の活動でもあるわけです。
そういう意味では、義務教育とは一線を画すものだと思います。
言い方を変えるなら
部活=余暇活動
だし、文科省の定義づけでもそれに近く、「好ましいし推進されるべきものではあるものの、自主性自発性が尊重され過度に強制されるものではない」というようなニュアンスだと思います。

義務でないものに対して、必ず絶対の権利が子どもにあるかというと、私はそうは思いません。
子どもに罪はなくても、任意の活動の範囲がある程度、経済も含めた家庭の状況に左右されるのは、当然だと思っています。
生活保護が、子どもが飢えない程度には保証されていても、金持ちの家と同じような生活は保証していないのは、これは仕方がないことです。
家庭の状況によって子どもが勉強できる環境が保証されないのは問題だと思いますが、毎日野球が出来る環境が場合によって保証されないのは、仕方がないと思います。

そういう自由と、本人や家族の努力の結果が反映されることが保証されているのが日本であり、それがあるからこそ活性化しているのが資本主義社会だと思っています。
気の毒ではありますが、そういう原理で日本社会が構成されているからこそ、「PTA、やるもやらないも個人の自由」と主張できるのだと思っています。

これは、「子供がかわいそう」という話とはまったく別の次元の話であって、社会原理の話です。
ですので、現在のところ事実上任意性が担保されていないPTAで、「部活代の均等割」をやることに私は疑問を持つわけです。

部活動をしたくとも存分にできない子どもを救おう、みんなで少しずつ出し合って、やらせてあげようよ、という動きが任意のボランティアの枠を超え、「どんな子どもも野球をやりたいのならやらせてあげる社会保障を作らなければならない」という思想に支配されるようになってしまうと、「PTA参加は任意である」ことなどまっさきに否定されざるを得なくなってしまうような気がします。

不登校の子や車いすの子や折り紙が趣味の女の子や外部ジュニアリーグに大枚出して通っている子の家庭からも、一律吸い上げて、経済的に困っているかどうかもわからない野球部の子の交通費に割り当てるシステムは、どういう観点からであっても私には腑に落ちないものなのですよね(あ、もちろん“野球部”は、単なる例です)。

私自身の部活の時代には、大会出場権を得ると、近所の商店街などお金のありそうなところを顧問教師と子どもで回って、寄付を集めていましたね。明らかに遠征費が出せそうにない家庭の子もいましたので。
いいことか悪いことか、あまり深く考えたことがなかったですが、そういうふうに「寄付を集める」というのは、PTAのような事実上の強制徴収よりもだいぶ健全だと私自身は思っています。

あっ、イツカキットさんと入れ違いになっちゃいました、ようこそ!

本当に、素人運営するには怖いくらいの予算ですね。
入会金のあるPTAなんて初めて聞きましたよ。私立では普通なのでしょうか?
なんにも知らないで入学させてしまうと、なかなか辛そうな学校ですね。
 
PTAの支援がそんなに不可欠な状態になっていて自動入会ならば、学校説明会の段階で、PTA活動も込みでしっかりと事前説明の欲しいところですね。

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ぶきゃこ

Author:ぶきゃこ
東京多摩地区。
会社員しながら4匹にエサやり中。
母親としてはもう相当数無理あり。
中2以来、ずっと重度の中二病。
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