2017-05

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女のヒミツ(でもないけど)

日本の家庭が100%共働きになろうが、「主婦社会」はなくならない。
と断言しよう。

日本女性の古来の考え方に、男性透明化現象というものがあるように思う。
その現象の一つが例えば妻A・夫Bの夫婦の家に妻C・夫Dの夫婦が遊びにきて、いっしょに楽しく飲食をしたとする。そして客の2人がごみや食器を片づけずに帰ってしまった場合、Aの憎悪はCに向かうというようなことである。

それが誰によるものであれ、ごみや食器が片づけられれば問題は解決するはずなのだが、そのような単純なものではない。
BやDが片づけずにCが片づけた場合、Aの心には何ら波風は立たないが、
Cが片づけずにBやDが片づけた場合、Aの心にはCに対する不満や怒りが湧く。
BやDが片づけたんだから現実的にキレイであるという事実は棚に上げられ、「やるべきなのになぜやらないのか」という不満がCに対して残る。

Aは、ごみや食器は「食事をしたみんなの協力で片づけられるべき」と考えている。
しかし、その「みんな」や「協力し合う共同体」の概念の範囲から、BやDは消されてしまい、「Cがやったかどうか」が主要なテーマとなるのである。

ここで注意して欲しいのだが、BやDはごみや食器を片づけなくてもいい=そういう既得権があると、Aが考えているわけではない。
Aも、CD夫婦のいないところでは、Bに「片づけて欲しい」という願いを持つし、Aの願いにも関わらずBがやらなければ腹も立てる。
そういう意味では、「女性のみに協力義務があるとみなす」日本女性の発想は、「男尊女卑」発想とは根本的に異なる。

職場でも、お菓子のおすそわけやおみやげなどが、女性から女性にのみ配布される例をよく見かける。
女性の認識する「共同体を協力維持すべきグループ」とは、なぜかそこに男性も存在しているにも関わらず、女性だけに投げ縄がかけられてくくられることが多いのである。

やはりこれは日本の長い歴史の中で、女性と子ども・年寄りのみで共同体を作ってきたということが意識の背景にあるのかもしれないが、現代の核家族かつ女性も社会に出ているという状況の中では、きしみが出てくる意識システムなのではないかと思う。

PTAについての議論がたたかわされる掲示板などでよくみられるパターンとして、
PTA=子育てに、働いてるかどうかなど関係ない→役目は平等に果たせ→時間がない→ヒマな人がやればいい→PTAやるためにヒマなわけではない→ヒマだからと負担が増えるのはおかしい→働いてるのは自分の都合でしょ→だったら同じことを自分の夫に言え→夫はそんなものにかかわってられないから自分がやってる→私だってそんなものにかかわってられない→夫のためにはやるが、アンタのためにやるなんてまっぴら→etc.

と、どんどん話の軸がズレていく、というのがある。

ここでまちがえそうになるのが、
・「夫」が稼ぐ金は自分のためにもなってるから、妻がその分PTAをやることになるのはOK
・「よその奥さん」が稼ぐ金は自分には一銭も入ってこないから、その分PTAやるのはNG

と、金の問題として解釈しがちなことである。
しかし、そうではない。
「よその旦那さん」が自分の世帯用の金を稼ぐために、PTAできないのは「OK」なのである。

これはやはり、金の問題ではなく、「誰が自分の共同体のメンバーであるか」という認識の範囲の問題であると思う。
男性は、メンバーではなく、透明な存在。石や草木と同じなのである。
もちろん人間だと認識しているし話もするしデートもする。しかし、「メンバー」とは見なされていない。
日本の女性は、「女の子」であった時代から、その共同体幻想にからめとられている。それはおそらく、幼稚園や保育園などの、集団初期の時代からはじまっているように、女の子を育てていて思う。

帰国子女が日本人女子の集団で浮いてしまうことが時々あるのは、そういった目に見えない共同体思想に関する理解がないことが原因のことが、けっこうあるように私には見える。

私は帰国子女ではないが、先天性なのか親の教育なのか分からないけれど幻想や不文律よりも論理的思考を優先させる性質や意味のない束縛を非常に嫌う性格を持ち、それが今、「良き親の共同体」であるPTAと決別するにいたった原因であるように思う。
「不満なんだったらやめればいいじゃん」「関わらなければいい」と安易に発言する男性がいやがられるのは、こういった心理的背景をまったく理解し得ていないことを女性に感じ取られているからなのではないだろうか。

コメント

同感!

わたしも帰国子女ではないけれど、「欲しいものは明言して勝ち取れ」的な家庭文化で育ち、できる事は「これができる」とはっきり言い、やりたいことは「これやりたい」とはっきり言ってきました。
これが、高校までは問題なかったのですが、学生時代になり、あれれ…、就職して完全に女共同体から外れ、あれれれ…?と思ったものでした。
「言わなくても分かってよね」というのが、女共同体の思い込み、だと思います。
これ、主人の両親と同居して、かなり強く感じたことでもありますが。

猫紫紺さん、コメントありがとうございます!
猫紫紺さんには、以前から親近感を覚えていましたよ〜( ´艸`)日本の女社会に溶け込んで生き抜くというのは、一部のぶきっちょにとってはなかなかに難度の高いものですよね!? 人の言葉を言葉通り受け取って、何度も失敗している私です^_^;
私も、夫には申し訳ないですけれども、もし同居なんてことになったら、1ヶ月以内くらいに自分が出て行くことになりそうです> < やはり自分の居住スペースで他人様と折り合うのは大変ですよね…猫紫紺さん尊敬です!
私はまだまだ、修業が足りませぬぅ。

ぶきゃこさん、
>以前から親近感を覚えていましたよ〜( ´艸`)
わぁ~い(*^∇^)/□☆□\(^∇^*) かんぱーい!
>人の言葉を言葉通り受け取って、何度も失敗している私です^_^;
むふふ。同じ同じ。
最近では、 「えっ、いまの本音じゃないでしょ?いい子ぶったでしょ?」というよな空気を感じても、人の言葉を言葉通り受け取っておく、という技を編み出しましたw お世辞でもほめてくれたら、「ありがとう♪」と笑顔をお見舞いします(*^^)v
人の表情やしぐさは、昔より読めるようになりましたか…映画をいっぱい見たので。脚色が多いのですが、アメリカのドラマ『Lie to me』が興味深かったです。

同居、褒めていただくほどの事もなく、お恥ずかしいです。だって、必要があってのことですから。同居開始後、お互いのペースをつかむ&なじむまでに2~3年はかかりました。けれど、主人の母も、「女共同体」≒PTA・ご近所づきあいでのおしゃべりが、とっても苦手だそうです。台所と洗面所とお手洗いと居室が別の環境なので、まぁ気楽にやってます。

>「よその旦那さん」が自分の世帯用の金を稼ぐために、PTAできないのは「OK」なのである。
これね、働き方の違いで、奥さんが忙しいために「よその旦那さん」がPTAにばんばん入ってきたら、Pコンサバたちはどう思うのかな?と気になります。どこかで聞いてみようかな。
ちなみに、我が家の主人には、PTAのためには仕事を休んでほしくありません(断言)休んだ分、実入りがへるんだもーん。

>働き方の違いで、奥さんが忙しいために「よその旦那さん」がPTAにばんばん入ってきたら、Pコンサバたちはどう思うのかな?

うぅむ、どうなんでしょうねー。うちのPTAに関して言えば、執行部は入れ替わりが少なく女性の「牙城」化しているので、そこに男性が入ってひっかき回されたらいやがられそうな…気はします。男性って、基本的にKYですからね〜。あっ、お前が言うな? ごもっとも!@@;
でも、札苗小の例を見ても分かる通り、KYだからこそやりとげられることってあると思ってます! 世の中を変えてきたのは、ひとにぎりのKYかも!?

>我が家の主人には、PTAのためには仕事を休んでほしくありません

私も、女性ばっかり押しつけられるPTAの現状はおかしいと思っているんですけれど、じゃあ今のPTAを男も平等にやれよと願ってるか?というと、まったくそんなことはなく…
むしろ一家の主人にとうてい押しつけられないことは、子育て中の女性にも押しつけないでちょ〜だいね! などと思っております。

一家の主人にだって、ちょこっと頼めるような活動であればいいのですよね。もちろん、「実入り」にひびくような押しつけは問題外ですね。

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ぶきゃこ

Author:ぶきゃこ
東京多摩地区。
会社員しながら4匹にエサやり中。
母親としてはもう相当数無理あり。
中2以来、ずっと重度の中二病。
ツイッターもあるヨ→@ bkk858

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