2015-08

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熊本PTA裁判意見書

さいきんみょうに業界では、熊本PTA裁判に送った意見書をアップロードするのがはやっているみたいなので、私もここはひとつ流行の波に乗り、開示しておくこととした。
まるおさんやmoepapaさんという錚々たる重鎮のみなさまの後に続いて、というかドサクサにまぎれて、かかる中学生の作文のような意見書をわざわざ掲載するというのも相当なアレであるが、まあこのような過疎ブログのすみっこにアップしておいたからといって誰かに迷惑がかかるものでもなかろうし、すでにブログ参加者から中二病認定されてたようだったのでこれは実態にピッタリ、ということで問題ないであろう。


<意見書>

①PTAへの事実上の強制加入を許してはいけない、ということについての意見をお話しします。

 現在国内の多くのPTAにおいては、強制というよりは、入学・転入手続きにまぎれていつのまにか加入ということにさせられている、という実態が多いことが問題だと思います。
 強制というからには、「いやだと言ったのに無理矢理加入させられた」というような態様が必要かと思いますが、現在、日本で多くとられているPTA加入形態というのは、そもそも「いやだと言うかどうか」選択する機会がまったく会員対象者(保護者・教師など)側に与えられないことが問題といえ、「事実上の」強制加入といえるでしょう。

 子どもを入学させるとき、保護者は、学校側の沢山の指示に従う必要があります。
 提出物は何日までに出して下さい、保護者会は何日の何時からです、こういう持ち物は持たせてはいけません、いついつ何円の集金があります。等々。
 これらの指示の中に、「PTA会費はいついつまでです」という指示が紛れ込んでいても、保護者側は、それは学校教育上の指示とは別の任意団体会費であり、そもそも加入するかしないか自体を選択可能なものだということを見分けることは実質上不可能です。

 もし、保護者側の自覚によって、任意団体であることをみずから調査し、加入するかどうかの対応を取る責任があるのであれば、責任ある保護者は、
「ハンカチとティッシュを持たせろというのは強制ですか勧奨ですか? 強制であるならそれは、どういう根拠法によりますか?」
「朝8時15分までに登校せよという命令の合理的な根拠を示して下さい。また遅刻した場合のペナルティ権が担任にあるのは学校教育法の何条にもとづきますか。そのペナルティを児童または保護者は拒否することは可能ですか」
など、収拾もつかない話がはじまるにちがいありません。
 そのようなことをいちいち追及せず、包括的な信頼のもとに学校の指示に従うことで秩序を保っているのが「入学手続き」です。
 そのような状態の時に、本来任意加入である団体の入会手続きをまぎれこませることは、卑怯な契約方法以外の何ものでもないでしょう。

 「任意団体なのだから加入の可否は自己責任で確認可能」という主張の中には、入学や転入時の保護者と学校の力関係  つまり、それらの手続き上ではとにかくスムーズに進めることが求められるのであり、保護者側に反論や疑問をはさむ余地など事実上与えられていないし、それを前提に入学手続きというのは進められている  という状況の理解が抜け落ちております。

<入学手続きの一環であるかのように見せかけ、錯誤のうちにPTA入会させる例>
 ・東京都立高校の入学案内パンフレットの例です。
IMG_1330.jpg


②PTAが配布した冊子を受け取ったことが加入の申し込みになるか

 受け取り=申し込み、というのは私人間で締結されうるルールではあるものの、社会通念上一般なものではありません。ほかにそのような契約形態(パンフレット類を受け取った行為により契約の効力が始まる)は思い付きません。ですので受け取り=申し込み、というルール自体に、当事者の片方から異議が申し立てられている以上、もう片方が契約成立を主張する為には、受け取りの事実の証明以前に、受け取り=申し込み、というルールに合意したという証拠の提示が必須となるのは当然と考えます。

③PTA活動に参加したことでPTA会員を承諾したことになるか

 PTA活動は多岐にわたりますが、例として本の読み聞かせ・祭りボランティア・立哨当番など、もともと地域の非保護者や健全育成委員会の会員、あるいは児童そのものが手伝い参加するなど、PTA非会員が多く参加する行事もたくさんあります。活動に参加したら自動的にPTA会員となるなどという主張は、会則にもないルールであり主張の根拠自体がありませんし、②と同様、合意の証拠がなく契約の事実形成上大きな欠陥があります。


以 上
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Author:ぶきゃこ
東京多摩地区。
会社員しながら4匹にエサやり中。
母親としてはもう相当数無理あり。
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