2014-07

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PTAって何?が各人解釈にお任せで良いのかねぇ

しみじみ思うのだが、活動内容や目的をきちんと説明せずに、会費を集める団体というものは、どれくらい「アリ」なのであろうか。一般のかたがたは、そういうものに出会うと「ウサンクサイ」と考えるのが普通なのではないだろうかと思うのだが…。

PTAの多くがなぜ自動入会方式を取っているのか、私にはかなり確実だと思える仮説がある。それは、「PTAは、勧誘を行いたくても行えないのだ」という仮説である。
人を勧誘するには、自分の所属している団体の由来や、何の活動をしているのか、誰が主宰者なのか、なぜその活動をしているのか、活動本拠地はどこなのか、この団体においていつ誰がどのような活動を行っているのか、各活動はどういう手順と流れで行われているのか、などの5W1Hみたいな基礎知識が、勧誘する会員になければならない。誰にとっても「???」だらけで、なんとなく前年通りにやりこなして「よし終わった!はい私は終わったから次の人ね!」だけしか頭にないなら、会員勧誘なんてできるわけないのである。
ためしに保護者が集まっている場で、なにかPTA活動に関する質問をしてみるといい。まずはひそひそ相談が始まり、「前の年はこうだった」という記憶を述べる人、ついで独自解釈を述べる人が現われ、「でも本当はそれっておかしいよね〜」などと茶々を入れる人、「○○さんが知ってると思うよ〜」という“解決に至るかもしれない手段のうちの1つ”を示唆して終わりにしようとする人、「それをやったらこないだウチの子がさ〜」と家族ストーリーをむこう5分間ばかり語ろうとする人、「そう言えば○○先生最近見かけないね」と突拍子もないことをなぜか隣の人にだけ向かって話し始める人などが現われ、たぶんあなたの疑問に対する納得のいく答えはいつまでたっても誰からも返ってこないであろう。それがPTAというものだ。
ここに新入生の保護者がいます。さぁ、入会勧誘してみてください。
と言ったところで、できるわけないわけである。

いちおう、PTAだよりには「PTAの活動はこんなことに役立っています」という広報は書いてあるし、誰かが「退会します」などと言おうものなら、「PTAという団体は子供たちのためにウンタラカンタラ…」とか「退会するとこんな目に遭いますよ」みたいなのは熱心に言ってくるが、じゃあそれを言ってる会員の自分はそういうPTAの活動意義と内容に魅力を感じて入会したのかいなと思えば、ただ単に自動的に入っただけだったりする。繰り返すようだが、それがPTAの本質なのだ。

ウィキペディアを見てみると、「その本旨は保護者と教員が学びあうことで、その成果を児童生徒に還元することである」と書いてあるが、そこいらの保護者を捕まえて「PTAって何ですか?」と聞いてみたとして、そんな答えを返してくる保護者はあまりいないであろう。

少し変えて、「大人が集まって団体をつくったとき、子供のためにできることって何ですか?」という質問にしてもいい。
私が答えるとしたら、
「いろいろな立場や考え方の違いがあっても、意見を交換し合い、最適なあり方を模索し、平和に共存することは可能であることを子供たちに見せる」というあたりを大切にしたいかな。別にわざわざそういう活動をしたいとは思わないが、どうしても集まって活動をするというなら。
勉強は学校で教えてもらえばいいし、生活の基礎は家庭で教える。わざわざ大人が時間をつくって集まり何かするとしたら、そういう「社会のつくりかた」みたいなのを実現して見せてあげたいなと思う。

だって、学校自体、息苦しいし疲れる場所だもの。
学校大好き!な子もいるのかもしれないが、少なくとも私自身と、私の子供たちにとっては、「行かなくていいんならそれに越した事はないわやれやれ」的な場所であることには違いない。
ただでさえ重いのに、そこに親まで出てきてあれこれイベント増やされたり、頼んでない物配られて「感謝しましょう」みたいなこと言われたらたまんないですよ。イヤ、私が子供だったらの話ですが。そんなのにつきあわなきゃいけないくらいだったら早く帰ってマンガ読みたいわ。

だけど、親がPTAという社会を作ってその中で楽しげに交流してるんなら、それはそれでいいんじゃないの?こっちばかり向いてガミガミ来られるより。的に思うと思う。
背景の違うもの同士が集まればときには楽しくないことも起こったりするが、それはそれでどのように対話を続けていくかを見せてあげるのも、学校にはなかなかないカリキュラムでいいんじゃないかなあと思う。

ま、社会教育を称するならこういう活動だろう、という話をしてしまったわけだが、実際そういう野望?みたいなものを持っていま現在のPTAに入会したら、さぞ打ち破られるであろうという気はする。だってあの団体には山ほどのタスクがあってそれをこなす会になってるし、よかれと思って手伝っても、よくわかんない暗黙ルールが多くて後出しでいろいろ注意されるし、なんかしらんけど怒りと我慢と不満が渦巻いててちょっと話すだけでも疲れるし、交流どころか「心の平和のためにはかかわらないのが一番」みたいになっちゃうからねぇ…。
前年踏襲行事必須、役員選出は前年の夏から、みたいな漬け物石を背負ってたら、やっぱりとうてい柔軟な活動は出来ないですよね。

ChiChiMaruさんが仰せの「PTAは本来保護者と教師が家庭教育、学校教育について考え、語り合う場」はもうこれ以上ないくらい同意なんだけど、現実的には、保護者全員巻き込んだらそんな話し合い絶対無理よ?と思う自分もこれまた居るのでありました。
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大人気の本を、空気を読まずにぶった斬ってみよ〜!(ちょっとだけ)

あちこちで話題になっているので、私も読んでみた、「PTAをけっこうラクにたのしくする本」。
私は本が好き過ぎて、本は買わないことにしているので、図書館にリクエストを出したところすぐに購入して近くの分館に届けてもらえた。しかし忙しくて全然読めず、とうとう返却期限になってしまい、あわてて土曜日に走り読みした次第である。
ちなみに、同じようなことをしている人がすでにいるのを発見し大ウケした今朝でした。

感想を1行に集約する。
PTA会員のかたがたに参考にしてもらえると良いような気もするが、私にはそれほど興味がもてなかった。

まっ、あたりまえっちゃああたりまえである。
この本は、「PTAをいやいややらず、楽しくやるためにはどうすればいいか」の本なのである。
そういう意味では、ヒント満載の良書であった。
しかしそもそもPTA活動をやらなければならないという動機付けがゼロの人間の、役に立つわけがない。
この本自体も、「PTA活動を何故やらなければならないのか。そこまでしてPTAとはやらなければならないものか」についての議論は、(たぶん故意に)スキップしているように思える。
そういう本なのだ。だから私が感動に至らないのはあたりまえでした。すいません。

で、まあ賞賛はすでに色々な人からされているから、良書ということは前提にした上で、私は私なりの視点にて、気になったところを大きく2つピックアップし、てみじかに書いてゆこう。

①PTAを変えるコツとして、「子供たちが育つ環境をより良くする」というPTA本来の目的をみんなで確認・共有する、という記述がある。
しかし、「子供たちが育つ環境をより良くする」という活動目的は、多くのPTA規約に多分あるのだろうけど、これほど解釈次第でいかようにもなるモノはない。
その目的さえ達すれば良いのであれば、みんなで金を出し合ってクーラーを取り付けたり、先生に補習費を払うだけでもPTA活動となるだろう(とりあえず諸法に抵触する話はムシするとして)。
解釈の広過ぎる規約を掲げ、「子供のため」を称して金を集める団体は、結局コンプラもへったくれもなく素人の独自解釈でいくらでも暴走し得る団体であり、危険なシロモノなのである。ましてや「保護者は自動加入」などとなれば。
私は、PTAが公立学校に居座っているのが社会教育法を背景にしている以上、社会教育によって目指されない「子供のため」は、よそでやってほしいと考えている。
学校行事で記念品を配り、費用を非会員に請求したりするのは、社会教育関係団体としてはあり得ない行為なのだ。非会員への請求はおろか、学校行事でしゃしゃり出て記念品を配る行為自体、どういう社会教育なのか問いたいくらいである。

「私達、子供たちが育つ環境をより良くする団体よね?」と再確認しそれを活動の主目的に据えれば、簡単に「学校後援会」という保護者団体になってしまう危険を著者は軽視しているように私には思える。
そして実に安易に、「目的が共有できていれば無駄な活動は減っていくはずだ」とバラ色の結論にもっていっているわけだが…私に言わせれば「とんでもございませんよお代官様」である。
「どうすることが子供のためなのか」の段階で百人百様の見解があり、そこで「意見交換」ではなく、「強者の勝ち」になってるから、今のPTAがあるのよアナタ…と私は言いたい。

②PTAの“T”問題、というコラムにおいて、PTAは実際は保護者の会である。教師は保護者と立場が異なるから、無理に参加を求めたり、会費の支払いを求めなくてもよいのではないか。という論旨があり、驚いてひっくり返った。
別に私は「保護者の会」があっちゃいけないとは思わないが、ウソはよくないと思う。教師は大変だからPTAから除いてあげよう、という話であれば、PTAというネーミングから、そしてその規約から再構築する必要がある。そんなこと言うなら、「参考規約」の掲載はなんだったんだ?と、この本の意図自体に疑問がわく。PTAを称して会員を集めておいて、「そうは言っても教師なんて活動無理でしょ」ですますことが正当化されて良いわけがない。だったら「学校後援会」で保護者団体であろう。この本はPTAという団体のコンプラ上の指針を提示している本なのであるから、規約を最初からやぶって現状に合わせようという話であれば基本のきから椅子に座り直さなきゃいけないのではないか??
私自身は、PTAが教師だとか保護者だとか、専業だとか兼業だとかの“立場”をひとまず横において、子供を取り囲む者としての意見交換ができるのであれば価値のある団体だと思えるが、教師をおいてけぼりにして保護者だけで子供のメリットを追求する団体なのであれば、まったく興味がない。ま、現状そうである上に学校・地域の嫁になってるから当然に興味がないわけであるが。
立場が異なるから協働できない、という話であれば、“保護者”というくくりほど異なる立場のものをいっしょくたにした概念はないのであり、保護者同士の連携などというものもはるか遠い夕焼け雲にレーザー光線で描いたモチのようなものかもね。

ちなみに同コラムにおいて、「(会費も活動も)先生たちには無理に参加を求めず、あくまで本人の意思で良いのでは?」という記載があり、おいおいこの本はそもそもPTAは任意加入が前提じゃなかったのかよと謎に思った私でした。

以上、実はもっと数々のツッコミがあったのだが、きりがないのでいちばんひっかかったところ2つを記載してみた。
「こんなことを言う人もいるよ」というスタンスでやたらに多くの意見やインタビュー結果をのせ、相矛盾するものであってもごった煮にすることでなにやら深みがありげにする手法も、まるで宝島社の本みたいなやり方であまり好きになれず、それよりは筆者がひとりでハダカになって吠えてるトンデモ本のようなもののほうが好きな私は、ちょっとこんなイマイチな感想文しかかけないのであった。
ま、でも良書ですから、読んでみてください。あ、いや、とってつけたみたいですけど、本当ですのでなにとぞひとつ。

追記:ちなみにまついなつきの本は何年か前に読了だが論評はしない。ただNHKでのしゃべりを聞いてびっくらしたことだけは記しておこう。

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Author:ぶきゃこ
東京多摩地区。
会社員しながら4匹にエサやり中。
母親としてはもう相当数無理あり。
中2以来、ずっと重度の中二病。
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